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説明文章-1

ハンドルの各種めっき処理について

クロムめっき
クロムめっきは装飾クロムめっきと言われ、銅めっきを最下層、中間層に光沢ニッケルめっき、最後に色調を整える為のク ロムめっきを施します。最上層のクロムめっき皮膜は、0.1ミクロン程度と非常に薄く、クロムめっきを施しても下地のニッケルめっき以上の硬さや耐摩耗性を得ることはできません。しかし、クロム金属は空気中の酸素と結合し、表面に緻密な酸化皮膜を生成する為、耐食性に優れ、下層の銅-ニッケル皮膜を腐食から防ぎます。また、クロムの酸化皮膜は、破壊されても速やかに空気中の酸素と結合し再生するので、変色しにくいという特徴があります。
サチライトクロムめっき
サチライトクロムめっきとは、銅めっきの上に中間層のニッケル層を形成する際に、サチライトニッケルめっきを行い、その上にクロムめっきを施したものです。外観はつや消しの光沢となり、落ち着きのある質感に仕上げる事ができます。
亜鉛めっき
亜鉛めっきは、鉄鋼の防錆・防食を目的とした表面処理の代表的なものです。但し、亜鉛めっきそのものの皮膜では変色等の外観上の問題や耐食性に劣る為に、後処理として通常さまざまなクロメート処理(クロメート、ユニクロ、黒色クロメート、緑色クロメート、三価クロメート、三価ユニクロ)を行います。それにより亜鉛皮膜の変色防止及び装飾、皮膜の耐食性を高める事ができます。主にハンドルの金具類にこの三価クロメートが施されています。
焼付塗装
ハンドルに施される塗装は主に焼付塗装であり、塗料に熱を加えて硬化させる塗装方法です。焼き付ける為に、塗膜が硬く密着性も良く、耐光性・耐摩耗性にも優れており、10~30ミクロン程度の厚みでも高い耐食性があります。焼付塗装の樹脂の種類はメラミン樹脂塗料、アミノアルキド樹脂塗料、ポリウレタン樹脂塗料、エポキシ樹脂塗料、アクリル樹脂塗料など様々な塗料樹脂があり、その製品用途に合った最適な塗料を選択します。